BLOG
ナレッジ
技術・サービス
「射出成形時の冷却系の詰まり・水漏れでお困りの方へ」
2026-09-04
~金型メンテナンスサービスで冷却性能を維持し、安定した成形品質を実現
射出成形において、金型の冷却系は製品品質や成形サイクルを左右する重要な役割を担っています。しかし、冷却配管の詰まりや水漏れが発生すると、金型温度が安定せず、寸法不良や反り、成形サイクルの長期化などの原因となる場合があります。こうしたトラブルを未然に防ぐためには、金型メンテナンスサービスによる定期的な点検と適切な保全が欠かせません。
■ 冷却系の詰まり・水漏れとは?原因と対策
冷却系の詰まり・水漏れとは、金型内部の冷却回路で冷却水の流れが阻害されたり、配管や接続部から冷却水が漏れたりする状態を指します。冷却効率が低下すると金型温度を均一に保つことが難しくなり、成形品質のばらつきや成形サイクルの長期化につながることがあります。初期段階では異常に気付きにくいため、定期的な点検による早期発見が重要です。
■ 主な原因
冷却系の詰まり・水漏れは、主に次のような要因によって発生します。
- 水垢やサビの付着:冷却回路内にスケールやサビが蓄積し、冷却水の流れが悪くなる
- 異物の混入:配管内へ異物が入り込み、冷却回路の一部が閉塞する
- 配管の破損:経年劣化や損傷により、冷却水が漏れる
これらの問題は徐々に進行することが多く、気付かないまま成形品質や生産性へ影響を及ぼすケースもあります。
■ 主な対策
冷却性能を維持するためには、予防保全を意識したメンテナンスが重要です。
- 配管洗浄:冷却回路内の水垢やサビを除去し、冷却水の流れを改善する
- フィルターの設置:異物の混入を抑え、冷却回路の詰まりを予防する
- 水質管理・定期点検:冷却水の管理と配管の点検を継続的に実施し、異常を早期に発見する
定期的なメンテナンスを行うことで、冷却性能を維持し、金型寿命の延長や品質の安定化につながります。
■ 発注者が押さえるべきポイント
冷却系の詰まり・水漏れについて相談する際には、次のような情報を共有すると、原因分析や改善提案がスムーズになります。
- 成形品に発生している不良内容(反り・寸法ばらつきなど)
- 金型の使用期間やメンテナンス履歴
- 冷却水の管理方法や交換頻度
- 水漏れの発生箇所や発生状況
- 冷却時間や成形サイクルの変化
これらの情報をもとに冷却回路の状態を確認することで、より適切なメンテナンス計画を立てることができます。
■ SHINKO PRECISION VIETNAMの金型メンテナンスサービスの特徴
SHINKO PRECISION VIETNAMでは、100t以下の精密射出成形用金型を得意とし、冷却回路の状態確認から洗浄、点検まで一貫して対応しています。冷却性能を維持するための予防保全を提案するとともに、金型の長寿命化を見据えたメンテナンスを実施します。また、金型全体の保守性や運用性を考慮した金型設計コンサルティングにも対応し、品質の安定化と生産効率の向上をサポートします。
冷却系の詰まりや水漏れは、放置すると品質不良だけでなく、生産効率の低下や金型寿命の短縮にもつながる可能性があります。冷却性能の低下が気になる場合は、金型の状態を確認し、最適なメンテナンス方法をご提案いたします。
PICKUP
技術・サービスCONTACT
お問い合わせ