SERVICES
技術・サービス
重工業・鉱山業界向け自硬性アルカリフェノール鋳造による大型鋳鉄部品製造
重工業および鉱山業界では、機械部品は高荷重・強い衝撃・連続振動・高摩耗環境下で長時間使用されます。特に、ハウジング、キャリア、ハブ、ケース、建設機械や鉱山機械向け駆動系部品においては、高い機械的強度と安定した品質が求められます。
大型かつ厚肉構造の鋳鉄製品において、自硬性アルカリフェノール鋳造(Alkali Self-hardening Sand Casting)は、現在多くの日系企業が重工業・鉱山業界向け部品製造に採用している鋳造技術の一つです。
自硬性アルカリフェノール鋳造(自硬性砂型鋳造)とは?
自硬性アルカリフェノール鋳造とは、アルカリ系化学バインダーを混合した鋳物砂を使用し、加熱せず常温で自己硬化させる鋳造方法です。
生型鋳造と比較して、砂型の強度と寸法安定性が高く、以下のような製品に適しています。
大型鋳鉄製品
厚肉・重量構造部品
高荷重部品
鉱山業界向け部品
建設機械・重工業設備部品
特に数百kgから数トン級の大型鋳物製品に広く使用されています。
自硬性アルカリフェノール鋳造と生型鋳造の比較
|
そのため、重工業・鉱山業界向けの大型鋳鉄部品や高荷重部品には、自硬性アルカリフェノール鋳造が適した工法とされています。
なぜ自硬性アルカリフェノール鋳造は導入が難しいのか?
生型鋳造と比較して、自硬性アルカリフェノール砂鋳造は高度な技術力と大規模設備投資が必要です。
製造時には以下を厳密に管理する必要があります。
バインダー配合比率
硬化剤配合比率
砂の含水率
硬化時間
周囲温度
砂混合状態の安定性
管理が不十分な場合、砂型割れ、ガス欠陥、寸法不良、砂噛み、変形などの問題が発生します。
特に数百kg~数トン級の大型鋳鉄製品では、小さな不良でも大きな損失につながります。
さらに、安定運用するためには以下の設備投資も必要です。
砂再生システム
砂冷却設備
中央砂混練設備
砂分析設備
大型搬送設備
大型溶解炉
材料分析・非破壊検査設備
そのため、ベトナム国内でも重工業・鉱山業界向けに安定して自硬性アルカリフェノール鋳造を展開できる企業は限られています。
VINA ITOの自硬性アルカリフェノール鋳造技術
VINA ITOは、重工業向け鋳鉄鋳造および機械加工を専門とする企業であり、日本基準の自硬性アルカリフェノール鋳造技術により、100kg~2トン級の大型鋳物製品を製造できる点が大きな強みです。
対象分野:
建設機械
鉱山機械
重工業設備
高荷重駆動系部品
現在、Komatsu向けの大型部品製造にも対応しており、HD785-7 Mining Dump Truck、HD465-7、D155-6 Bulldozer、HM300/400 Articulated Dump Truckなどに使用されています。
重工業向け大型鋳造設備
VINA ITOでは、大型鋳鉄部品の安定生産のため、日本製設備を中心に導入しています。
鋳造設備
北芝製高周波誘導炉
太洋マシナリー製砂再生システム
ダクタイル鋳鉄処理設備
熱処理設備
大型クレーン設備
品質管理設備
材料成分分析装置
3次元測定機(CMM)
超音波探傷機
硬度試験機
金属組織検査設備
CNC機械加工設備
DMG森精機
オークマ
ニイガタマシンテクノ
NIDEC
これにより、「鋳鉄鋳造+CNC機械加工」の一貫生産体制を構築し、大型・高荷重部品の高精度加工を実現しています。
以下の分野でサプライヤーをお探しの企業様は、ぜひVINA ITOまでお問い合わせください。
大型自硬性アルカリフェノール鋳造加工
FCDダクタイル鋳鉄部品
鉱山業界向け機械加工
重工業向け部品
図面支給OEM/ODM生産
会社情報
VINA ITOは、ベトナムにおいて日本品質基準の重工業向けダクタイル鋳鉄(FCD)鋳造およびCNC加工を行う企業です。建設機械、重工業設備、鉱山機械向けの大型駆動系部品の製造を主力としています。 アルカリフェノール自硬性砂鋳造によるダクタイル鋳鉄技術を強みとし、100kg~2トン級の大型製品の製造に対応しています。厚肉・重量構造部品や、高い機械的強度が求められる鉱山業界・重工業向け製品に適した生 ...
PICKUP
技術・サービスCONTACT
お問い合わせ